
皆さんこんにちは!
熊本県熊本市でクルマ探しから購入、納車、その後のアフターサービスに至るまで総合的に対応している
T.A.Garage、更新担当の富山です。
目次
「走る」こと以上に大切なのが「止まること」。
ブレーキは車の安全を守る最重要部品であり、その整備はドライバーと同乗者、さらには歩行者や周囲の車の命を守る責任でもあります。
ブレーキが正常に働かない車は、いかに新しくても走行してはいけません。
それほどまでに、ブレーキ整備は欠かせないのです。
ブレーキパッドは消耗品で、使用するほど摩耗していきます。
残量が少なくなると制動力が落ちる
金属音(キーキー音)が出たら交換のサイン
点検目安は 2~3万kmごと
摩耗が進みすぎるとローターを傷め、修理費用が高額になることもあります。
ローターはパッドと一体で働く金属円盤です。
摩耗や変形で制動時に「ガタガタ」と振動する
表面に深い溝が入るとブレーキ性能が落ちる
厚みが基準以下になった場合は研磨や交換が必要
パッドとセットでメンテナンスすることで、安全性が確保されます。
ブレーキペダルの力を油圧に変えて伝えるのがフルード(ブレーキオイル)です。
吸湿性があり、水分を含むと沸点が下がる
劣化すると「ペーパーロック現象」が起き、ブレーキが効かなくなる恐れがある
一般的には 2年ごと の交換が推奨されます
見た目では劣化が分かりにくいため、定期交換が必須です。
制動距離が伸びる → 衝突リスクが増大
急ブレーキが効かない → 緊急回避ができない
大事故につながる可能性 → 自分も他人も危険にさらす
「ブレーキは効いて当たり前」ではなく、「効く状態を維持していること」が安全の条件です。
ブレーキ整備は「命を守るための点検」です。
パッドの摩耗を確認し、適切なタイミングで交換
ローターの摩耗や変形も併せて点検
フルードは定期的に交換して油圧を安定させる
安全はお金に代えられません。
ブレーキ整備を徹底することが、事故を未然に防ぎ、安心してハンドルを握るための最低条件なのです。
次回もお楽しみに!
熊本県熊本市でクルマ探しから購入、納車、その後のアフターサービスに至るまで総合的に対応しております。