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T.A.Garageのよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

 

熊本県熊本市でクルマ探しから購入、納車、その後のアフターサービスに至るまで総合的に対応している

T.A.Garage、更新担当の富山です。

 

 

 

🛑ブレーキ整備 ― 命を守る最重要点検

 

 

 

「走る」こと以上に大切なのが「止まること」。

ブレーキは車の安全を守る最重要部品であり、その整備はドライバーと同乗者、さらには歩行者や周囲の車の命を守る責任でもあります。

ブレーキが正常に働かない車は、いかに新しくても走行してはいけません。

それほどまでに、ブレーキ整備は欠かせないのです。


🧩 ブレーキパッドの摩耗点検

 

ブレーキパッドは消耗品で、使用するほど摩耗していきます。

  • 残量が少なくなると制動力が落ちる

  • 金属音(キーキー音)が出たら交換のサイン

  • 点検目安は 2~3万kmごと

摩耗が進みすぎるとローターを傷め、修理費用が高額になることもあります。


💿 ブレーキローターの状態確認

 

ローターはパッドと一体で働く金属円盤です。

  • 摩耗や変形で制動時に「ガタガタ」と振動する

  • 表面に深い溝が入るとブレーキ性能が落ちる

  • 厚みが基準以下になった場合は研磨や交換が必要

パッドとセットでメンテナンスすることで、安全性が確保されます。


💧 ブレーキフルードの交換

 

ブレーキペダルの力を油圧に変えて伝えるのがフルード(ブレーキオイル)です。

  • 吸湿性があり、水分を含むと沸点が下がる

  • 劣化すると「ペーパーロック現象」が起き、ブレーキが効かなくなる恐れがある

  • 一般的には 2年ごと の交換が推奨されます

見た目では劣化が分かりにくいため、定期交換が必須です。


🛡️ 整備を怠った場合のリスク

 

  • 制動距離が伸びる → 衝突リスクが増大

  • 急ブレーキが効かない → 緊急回避ができない

  • 大事故につながる可能性 → 自分も他人も危険にさらす

「ブレーキは効いて当たり前」ではなく、「効く状態を維持していること」が安全の条件です。


✅ まとめ

 

ブレーキ整備は「命を守るための点検」です。

  • パッドの摩耗を確認し、適切なタイミングで交換

  • ローターの摩耗や変形も併せて点検

  • フルードは定期的に交換して油圧を安定させる

 

安全はお金に代えられません。

ブレーキ整備を徹底することが、事故を未然に防ぎ、安心してハンドルを握るための最低条件なのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

熊本県熊本市でクルマ探しから購入、納車、その後のアフターサービスに至るまで総合的に対応しております。

 

 

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